ギュスターヴ・デ・ブリュインはベルギーの陶芸家一家に生まれた陶芸家です。1862年に北フランスのリールに移住し1885年に酸化鉛を使用しない製造の特許を取得、1886年から家族経営の工場で装飾陶器の製造を始めました。アールヌーボーやアールデコの美しいデザインと色が特徴的で、1889年のパリ万博で銀賞を獲得しています。その後工場は拡大しマジョリカ焼きやバルボチン焼きなど色々な陶器を製造しました。1916年に亡くなった後も子供たちによって引き継がれ1962年に閉業しています。一つ一つ丁寧に作られた美しい陶器は今もなお人気があります。こちらは濃紺の陶器に金彩とエナメル彩が施された美しいジャルディニエールです。アンティーク特有の細かい傷、所々金彩とエナメルの剥がれがございますが当時のものとしては綺麗な状態です。同様の柄のものが1915年~1925年頃に作られていたことから同じ頃に製造されたと思われます。

全高：170mm
全幅：290mm
奥行：120mm

画像と実際の商品の色味が少々異なる場合がございます。アンティーク商品は、製造時や長い年月を経てついた傷や汚れなどがございます。それらをアンティークの味としてご理解の上、ご注文をお願いいたします。